十二国記

20年くらい前でしょうか?夢中になって観ていたアニメがありました。
ふとしたきっかけで見始めたのですが、これが面白くて面白くて、どんどんのめり込んでいきました。そのアニメの原作が小説だったことは、その後で知りました。

前回の続き、二冊目の本が正にそのアニメの続きなのです。

とはいえ、それはあくまでもアニメのお話。
小説ではその間にも色々なストーリーが展開されており、去年発売されたこの作品は何と18年ぶりの書き下ろしだそうです。

先ずは十二国記とは?ですが、基本的な世界観を簡潔に説明してみます。

こちらの世界とは別に、異界には十二の国があり、それぞれに一人の王とその王を選ぶ麒麟がいます。選ばれた王はその国を治め、麒麟は自ら選んだ王に従いその補佐をします。選ばれた王は不老不死ですが、民に対する圧政など、道を誤ると、先ずは麒麟が病にかかり、麒麟が死ぬと王も共に死にます。良き王が治めている国は長く平和が続き豊かになっていきますが、悪しき王が立つ国は不安定な状況下に陥り、どんどん貧しくなっていきます。

とまあ、あまりにも簡単過ぎて申し訳ありません。私の文章力ではこれが限界です。もっと知りたい方は、⤵の動画と、

⤵のサイトを併せてご覧になってみて下さい。

アニメでは小説でいうところの、『月の影影の海』『風の海迷宮の岸』『東の海神西の滄海』『風の万里黎明の空』が放送されていました。
今回の新作は、その中の『風の海迷宮の岸』で行方不明になった泰国の王と麒麟の謎を紐解いていくストーリーとなっており、このシリーズから6年後のお話です。すっかり荒れてしまった戴国に、それでも行方不明になった王と麒麟を信じる人々の出会いから物語は始まります。

アニメを観ていた時期からかなりの時間が経過していたので、正直、新作から読むのはかなり戸惑ったのですが、案外すんなり入り込めました。このシリーズだけでも4巻あるので、まだまだ先が長いわ。でも、やはり、この世界観がとても好きなので、読まずにはいられない。他の本とも併読していてまだ一巻の途中までしか読んでいませんが、読む気満々です。このシリーズを読み終わって気力が残っていたら、改めて小説で最初から読んでみたいとも思っています。


うつら、うつら、

お腹に優しいブログ

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いなぞふ

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