遅ればせながら
あけましておめでとうございます。
ついさっき良いお年を!って言った気がするけども、気のせいだったみたい。もう3日。
明日からは通常営業で、またストレス社会にワンステップ踏み出さなければならない。
1日、母のお墓参りに行く。あくまでもお墓参りがメインだが、それとは別の愉しみが、正月のだらけた私の重い腰を唯一軽くさせる。それはお寺の休憩処で振る舞われるお雑煮。とっても美味しいお雑煮。お参り後、休憩処に立ち寄ると、勝手に出てくるのである。美味しい美味しいお雑煮が。私が待つのではない。お雑煮が私を待っているのである。そんな年に一度のお雑煮天国、勿論今年も愉しみに、メインのお墓参りを済ませ、2階にある本堂へ。ご本尊のお参りをしてから、お守りやらお札やらを戴き、行くぜ休憩処。待ってただろう?お雑煮。
がしかし、いつもと様子が違う。ワイワイガヤガヤと賑わっている。ほんの数分違いで先に席に着いたと思われるざっと10人はいるであろう大家族。楽しそうにお雑煮を食べている。嫌な予感がしたのだが、こちら地味な二人の小家族。座卓に置かれた一本のペットボトルのお茶を、不安な気持ちを抑えつつ紙コップに注いで、正に茶を濁していた。予感的中。いつもなら席に着いた時点で係の人がやってくるのに、一向に現れる気配が無い。その間も楽しそうにお雑煮を食べながら語らう大家族。待てど暮らせど係の者は現れない。2杯目の茶を濁す。やっと来たと思ったら「お待たせしました」と、お雑煮を数杯持ってきた。大家族に。
(◞≼◉ื≽◟ ;益;◞≼◉ื≽◟)はぁ?
見えてるよね?
その後も、気付いているのか、いないのか。いやそんなわけはない。2階に上がってお参りした時点でいるの分かってるだろ。しかも、残りのお雑煮持ってきた時点で、目に入るだろ。お前の目は節穴か。百歩譲ってもうお雑煮が無かったとしてもだ、声掛けくらいはするだろが。これだから男は気が利かない。奥さんともう一人、今は産休中の女の子が来てた時は絶対にこんな事はなかった。
結局その後も、顔を出す奴すらおらず、諦めて席を立った途端、飲んだお茶の紙コップを片付けに、悪びれもせず「お疲れ様でした」とやっと挨拶しに出て来た。何なんだ、コイツら!
そもそも大家族よ。その人数で振る舞い雑煮を食べようとするその浅ましさ。お前ら悪魔の化身だろ!
払い給い清め給え!(◞≼◎≽◟◞౪◟◞≼◎≽◟) ノバッサバッサ
家に帰り、一日置いて、昨日の恨みはらさでおくべきか、と、作った我が家のお雑煮。
へー、別にそんなん食べなくてもいいもんねー!
あー美味しかった。なまら美味しかったべやー!
食べ物の恨みは恐ろしい。
そんな取り乱し放題の新年の幕開け。
今年も宜しくお願いします。
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